一口に「溶接」と言っても、さまざまな種類があります。
そこで今回は、代表的な溶接の種類をいくつか解説していきます。
「溶接に関わる仕事がしたい」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
▼溶接の種類
■アーク溶接
アーク溶接は、溶接の中でも最も一般的な方法です。
溶接棒を溶接したい場所に擦り付けることにより、溶接棒と金属材料が一緒に溶けて接合されます。
火花が散る放電現象を利用して、作業を行うのが特徴です。
■レーザー溶接
レーザー溶接は、レーザー光線の熱で溶接する方法です。
高い精度が求められる場面で使われることが多く、異なる種類の金属を接合することも可能です。
■抵抗溶接
金属材料を重ね合わせて電極で挟み、電流を流して発生した熱と圧力で接合します。
熟練の技術が必要ないので、大量生産に向いている方法です。
■ろう接
ガスバーナーなどで溶加材を溶かし、接着剤を付けるように溶接する方法です。
ろう接には450℃以上の高温の溶加材が使われ、はんだ付けよりも強度が高いのが特徴です。
▼まとめ
放電現象を使ったアーク溶接、電流の熱と圧力を使った抵抗溶接など、溶接にはさまざまな種類があります。
内容や目的に応じて、最適な溶接方法が用いられています。
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